DEKIRU-JANは、できない理由を責める場所ではありません。 そして、「こうすれば必ずできる」と正解を渡す場所でもありません。
私たちが大切にするのは、観察すること、仮説を立てること、小さく試すこと、結果を確かめること。 その積み重ねの中で、自分自身の取扱説明書を見つけていくことです。
1. できないを努力不足だけで片付けません
できない背景には、身体の状態、睡眠、疲労、緊張、安心感、環境、人との関係など、いくつもの条件が重なっていることがあります。 まずは、その条件を一緒に見ます。
2. 治す、診断する、保証するとは言いません
DEKIRU-JANは医療や診断ではありません。 結果を約束するのではなく、今見えていること、まだ見えていないこと、次に試せそうなことを丁寧に扱います。
3. 答えを押しつけません
こちらが持っている知識や経験は、正解ではなく仮説の材料です。 本当に意味を持つのは、本人の日常の中で確かめられた事実です。
4. 依存ではなく、自立した観察を目指します
共同観察の目的は、誰かに判断してもらい続けることではありません。 最終的には、ご自身で観察し、仮説を立て、実験し、結果を見られるようになることを目指します。
5. 苦しさが強いときは、専門支援を優先します
自傷他害のおそれ、強い希死念慮、虐待・暴力、急性症状、医療的対応が必要な状態では、DEKIRU-JANよりも専門機関への相談を優先します。 それは突き放すためではなく、安全を守るためです。
6. 小さな「あれ?」を大切にします
劇的な変化よりも、昨日とは少し違った感覚、少しだけ動きやすかった条件、ふと生まれた「あれ?」を大切にします。 その小さな発見が、いつか「あれ?できるじゃん。」につながると考えています。