努力しているのに、同じところで止まってしまう。 何を変えればいいのか分からない。 頭では分かっているのに、いざとなると身体が動かない。
そんなとき、足りないのは努力ではなく、まだ観察できていない条件なのかもしれません。
共同観察は、できるじゃんノートや日常の記録を手がかりに、何が起きているのか、どんな条件が重なっているのか、次に何を一つだけ試せそうかを一緒に整理する時間です。 答えを教えてもらう場所ではありません。
目的は、依存を作ることではありません。最終的には、ご自身で観察、仮説、実験、結果の確認を続けられるようになることを目指します。
まず知っておいてほしいこと
共同観察は、医療行為、医学的治療、心理療法、診断ではありません。 強い苦痛、希死念慮、虐待・暴力、急性症状がある場合は、医療機関や公的相談窓口などの専門支援を優先してください。
何をする時間なのか
共同観察では、今困っていることを「性格」や「能力」の問題としてすぐに結論づけません。
身体、思考、感情、睡眠、生活、環境、人との関係、安心感など、いくつかの観察軸から、今起きていることを一緒に見ていきます。
見たいのは「何が悪いのか」ではありません。 何がそろえば、少し動きやすくなるのか。 その条件を、急がず、決めつけずに探していきます。
- 1今困っていることを、短く共有する。
- 2最近の記録や、できるじゃんノートのメモを見る。
- 3身体・生活・関係性などの条件を一緒に整理する。
- 4次に試せそうな小さな実験を一つ決める。
- 5結果を急がず、次の観察につなげる。
できるじゃんノートとの違い
| できるじゃんノート | 自分で始める7日間の入口です。日常の中で、自分という研究対象と出会うための地図として使います。 |
|---|---|
| 共同観察 | 一人では見えにくい条件を、対話の中で一緒に整理する時間です。答えを渡すのではなく、観察の視点を増やします。 |
向いている人
- 努力しているのに、同じところで止まっている感覚がある人。
- できるじゃんノートを書いてみたけれど、どこを見ればいいか分からなくなった人。
- 子どもや家族の「できない」を、責める以外の視点で見たい人。
- 身体、生活、環境、人との関係を含めて、自分を研究してみたい人。
- 自分自身を責めるより、研究してみたい人。
- 「できない理由」ではなく、「できる条件」を見つけたい人。
向いていない場合
- 今すぐ診断名や治療方針を知りたい場合。
- 短期間で確実な結果や変化を保証してほしい場合。
- 強い苦痛や急性症状があり、専門的な医療・心理支援が先に必要な場合。
形態・料金について
共同観察は、まず公式LINEで状況を簡単に伺った上で、実施の可否、形式、時間、料金を事前にお伝えします。 納得いただく前に、いきなり申し込みへ進むことはありません。
正式な開始日、料金、実施方法は、公開準備が整い次第このページにも明記します。 現時点では、気になることをLINEで送っていただき、必要であれば次の案内をお返しする形にしています。
よくある質問
何を送ればいいですか。
きれいに整理する必要はありません。「共同観察について聞きたいです」「子どものことで相談したいです」「ノートのDay3で止まりました」のような一言で大丈夫です。
できるじゃんノートをやっていなくても大丈夫ですか。
大丈夫です。ただ、共同観察の前にできるじゃんノートを少し読んでおくと、DEKIRU-JANが大切にしている観察の視点が共有しやすくなります。
子どもの相談もできますか。
できます。ただし、子どもを変えるための正解を渡す場所ではありません。親御さんや周囲の大人が、何をどう観察できるかを一緒に整理する時間になります。
相談内容は医療的に判断してもらえますか。
できません。共同観察は医療行為や診断ではありません。医療・心理・福祉の専門支援が必要な状態では、そちらを優先してください。